マラソン・ジョギング人口の増加に伴い、心肺停止となるランナーは増加傾向
一刻も早い心臓マッサージとAEDが救命率を上げる
心停止後、一分経過するごとに救命率は7%から10%低下します。心停止から8分経過すると救命率は約20%まで低下しますが、心肺蘇生法(心臓マッサージと人工呼吸)とAEDの効果によって救命率が約50%まで回復すると言われています。また、突然倒れた成人を目撃した場合、その場に居合わせた人が心肺蘇生(CPR)*1)を行えば、心停止から生き延びる可能性は2倍ないし3倍高まるとも言われています *2)。これはCPRを行うことにより、生命維持に必要な心臓と脳への血流が維持でき、その後の除細動(電気ショック)が有効となる時間帯を引き延ばすことができるからです。
*1) 反応と普段どおりの息がなく、呼吸と心臓が停止もしくはこれに近い状態に陥ったときに、呼吸と心臓の機能を補助するために「人工呼吸」と「心臓マッサージのための胸骨圧迫」を行うことで、英語でCardio Pulmonary Resuscitationの頭文字をとって「CPR」と略称される
*2) Larsen MP,et al. Ann Emerg Med. 1993; 22:1652-1658